にきびの治療【処方薬の知識】
通常、にきびの症状が穏やかなものであれば、薬局の店頭で売られているにきび治療薬で治療をすることができるものです。しかしにきびの症状がひどくなってしまった場合には皮膚科医の処置を求めたいものです。医者は、にきびの症状にあわせた処方薬を勧めてくれると思いますよ。そして、医者が処方してくれる薬は、穏やかな症状ではないけれど、それほどひどい状態でもない症状の場合でも、薬局で売っている薬よりも効果的である、ということは知っておいて良いことだと思います。処方薬には2種類のタイプがあります。
内服薬と局所用の外用薬の2つです。
■抗生物質
一般的に、にきびの治療のために、抗生物質は内服薬とローションが用いられます。
局所用の外用薬は成分に亜鉛やレチノイドを含むものがあります。また、にきび治療に最も使われる抗生物質はテトラサイクリンです。テトラサイクリンは、にきびの原因となるバクテリアを殺し、炎症を抑える効果があります。抗生物質による治療の効果が現れるには数週間か、数ヶ月かかるかもしれません。そして重要なのは、にきびが治った後も抗生物質を使い続けるということです。テトラサイクリンの副作用は、治療中の人が長時間太陽の下にいると、ひどい日焼けをしてしまうということ、つまり太陽光線に肌が敏感になってしまうことだと一般に言われています。さらに、めまい、発疹、胃の調子が悪くなる、などの副作用も考えられます。
■軟膏と局所的治療
抗生物質の軟膏は、経口薬よりも少し複雑なことがあります。内服するタイプの抗生物質のように、軟膏は、にきびの原因となるバクテリアを殺すことに、より効果的です。もしあなたが、過酸化ベンゾイルのような他の局所治療薬と一緒に抗生物質の軟膏を使うならば、バクテリアが抗生物質に対する耐性を高めることはないと思われます。このことは、にきび予防のレベルを引き上げてくれることです。
次回はレチノイドと他の成分について少しだけ触れる予定です。