にきびの治療【理学的な治療】
■剥脱(Exfoliate)
この処置法は、化学的に、あるいは何らかの研磨材で皮膚の表層を取り除くことを含みます。科学的に皮膚の表層を取り除く場合には、サリチル酸やグリコール酸を用います。これらの薬品は、皮膚の微細な層を破壊することによって、毛穴にたまった皮膚の死細胞を取り除く効用があるのです。研磨用の布や、液体スクラブを使っても同じ効果を得ることができます。
■にきびから脂や皮膚の死細胞を搾り出す方法(Comedo Extraction)
麻酔クリームを吹き出物の周辺に塗ります。それから、にきび(白にきび・黒にきび)から蓋を開けるペンのような器具を使って、脂や死んだ皮膚の細胞を搾り出します。 その後、通常は抗生物質のクリームを塗ります。
■水抜き(Drainage)
多くの重症のにきびの症状では、嚢胞が皮膚の下にできて、とても痛く、また、見た目にも悪いものとなっている症状が見受けられます。より小さな嚢胞は、コーチゾン注射を打つことで、2、3日で症状を軽くすることができます。しかし、より大きな嚢胞については、
利用できる唯一の方法は、水抜きをして、外科的に取り除くことだけかもしれません。この治療法は、嚢胞による痛みを和らげ、にきびの跡が残る可能性を小さくするのに有効でうす。重要なのは、自分でこれをやると細菌の感染の恐れがあり、にきびの跡が永久に残ってしまう恐れがありますから、自分では絶対にやらないということです。
■レーザー治療
レーザー治療は、にきびの症状がある肌の部分を直接レーザーで治療するものです。肌にレーザーを照射し、あまりに大きくなっている皮脂腺とにきびそのものを破壊する作用があります。新しい皮膚細胞が増殖できるように、古く、にきびのダメージを受けた肌の外側の皮膚細胞を除去するのに有効です。レーザーは、肌の症状にあわせて強さに変化をつけて照射されます。しかし、多くの効果が確認されているにも関わらず、レーザー治療については、多くの議論がなされています。というのは、にきびの多くの症状に効果的ではあるのですが、他の大部分のにきび治療法と同様にレーザー治療にも副作用があるのです。
例えば、レーザー治療の後、数週間は、患者は治療をした部分が赤くなり、やけどをしたような状態を経験しなければなりません。肌表面にむらが生じてしまうおそれがあるのです。